2026.08.10
「トイレ掃除をしてみたい」
ある日、オカンの口から、新たな挑戦に向けた言葉が出ました。
自分から「やってみたい」と思えることに出会い、その気持ちを言葉にして伝えること。
私たちは、その一歩をとても嬉しく感じました。
車椅子での清掃作業は、手の届く範囲や動き方など、実際に取り組んでみることで分かってくることがたくさんあると思います。
「どうすれば取り組みやすいだろう?」
「この方法ならできるかもしれない」
一つひとつ一緒に考え、工夫しながら、オカンに合った清掃方法をみつけていきたいと思います。
新しいことに挑戦する時には、楽しみな気持ちがある一方で、不安や戸惑いを感じることもあります。
最初からすべてを上手にできる必要はありません。
分からないことがあれば一緒に確認し、むずかしいところがあれば一緒に考えながら、オカンのペースで少しずつ経験を重ねていただければと思っています。
そして、
オカンの周りには、その挑戦を応援している仲間がたくさんいます。
「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、できたことを一緒に喜び、自信につなげていく。
そんなあたたかい応援が、オカンの新しい一歩を支える力になれば嬉しく思います。
トイレ清掃は、決して目立つ仕事ではないかもしれません。
しかし、施設を利用される方々が気持ちよく過ごすためには、欠かすことのできない大切な仕事です。
自分がきれいにした場所を誰かが気持ちよく利用してくれる。
自分の仕事が誰かの役に立っている。
その実感もまた、オカンにとって新しい自信につながっていくのではないでしょうか。
車椅子だからできない、ではなく、どうすればできるのかを一緒に考えていく。
そして何より、オカン自身の「やってみたい」という気持ちを大切にする。
焦らず、一歩ずつ。
できることを、一つずつ。
これからも私たちは、オカンの新たな挑戦をみんなで応援していきたいと思います。
新たな一歩を踏み出すオカンへ。
「負けるなオカン!」
職員 T


