2024.09.18
事業譲渡を受け、京都聴覚言語障害者福祉協会と長年協力してきた「聴覚言語障害者の豊かな暮らしを築くネットワーク山城委員会」(山城ネット)との関係を、当法人でも大切にしています。
山城ネットでは、9月14日(土)に京田辺市で「聴覚障害者の暮らしを考える山城研修会」(通称、暮らし集会)が開催されました。当事業所「ここリンク山城」もこの集会に合わせて、60名限定でランチを提供させていただきました。当日のメニューは「季節の野菜カレー」で、京田辺産のナスや万願寺唐辛子を使ったカレーをご用意しました。
この日は普段とは違う賑やかな一日でしたが、皆さんと共に過ごすことで、ここリンク山城の利用者や職員全員が新たなエネルギーをいただきました。初めてのことばかりでバタバタとした面もありましたが、たくさんのご協力と励ましの言葉をいただき、心から感謝しています。
山城ネットの皆さまが築いてくださったこの居場所を大切にし、今後も聴覚障害関係団体の仲間として存在していきたいと思います。この素晴らしい機会をいただき、本当にありがとうございました!正式オープン後も、皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
午後からは「暮らし集会」が開催され、テーマは「高齢」でした。山城地域の聴覚障害当事者からの発表があり、ここリンク山城からも3名の聴覚障害者が発表しました。利用者からは、送迎や介護保険サービスの有難さや、不便さ、そして顔を合わせて集まることの大切さが語られました。
山城地域の貴重な社会資源として、ここリンク山城の存在を広く知っていただき、障害の有無にかかわらず、皆が集える場所として更に発展していけるよう努めてまいります。