新たなスタートにあたり施設の新名称は「ここリンク山城」といたします。
新名称は、「ここ」を利用する障がいのある人もない人も全ての人が等しく楽しく「リンク」=「つながる」ことができる施設を目指す、また、障がいのある利用者の方の「個々」の特性に寄り添った支援を提供していくといった意味を込めて命名しております。
今後ともご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
わたしたちの理念
「人権を視座とし 共に生きる」
社会福祉法人京都紫明福祉会
このたび2024年7月から京田辺市にあります障害者就労継続支援B型施設「さんさん山城」を京都聴覚言語障害者福祉協会様より譲り受け、京都紫明福祉会が運営するはこびとなりました。
「さんさん山城」は設立当初は「聴覚の障がいをお持ちの方が気軽に集まれる居場所をつくりたい。仲間作りをしたい。」という強い気持ちから発足し、このお名前も当時のみなさんで命名されたと聞き及んでいます。
その後、「集まる場所、仕事が出来る場所」と返還を重ねてこられました。
京都聴覚言語障害者福祉協会様からは京都紫明福祉会特別養護老人ホーム「うずまさ共生の郷」設立から多大なご助力をいただきました。
聴覚ユニットを立ち上げるため、開設前に綾部にあります「いこいの村」の見学、また職員の手話実習及び宿泊研修への派遣受け入れ、「開設前職員研修」では高田理事長をお招きし、京都の聴覚障がいの方々の歴史を学び、思いを共有いたしました。
また「施設内覧会」では京都市内だけでなく府内からもたくさんの方々にご来場いただきました。
わたしたちは今後とも協力しながら運営を進めてまいります。
微力ではございますが、これまで「さんさん山城」で培われた障がいのある方々の居場所つくり、就労支援・職業支援、また生活支援について、これまでの思いを大切にしながら、ご利用者第一をモットーに、本法人独自の取組みも構築し、すすめてまいります。
今後は「うずまさ共生の郷」と同じく本施設も京都紫明福祉会のひとつの施設となり、京都紫明福祉会の理念や運営方針に基づき、運営をおこなってまいります。
この度ご縁があって、京都聴覚言語障害者福祉協会様より事業を引き継ぐことになりました。
私どもの法人は、京都市右京区に特別養護老人ホームうずまさ共生の郷を運営しております。当法人の理念は、人権を視座とした共に支え合える共生社会の実現を目指しております。この、うずまさ共生の郷では聴覚に障がいのある方も利用してもらえるユニットを併設しており、事業構想の段階から、聴覚言語障害者福祉協会様と協議を重ねた経過があります。
ここリンク山城は、利用者・ご家族の皆さんの思いを大切にしながら、京都南部地域、京田辺市地域の方々とも連携した施設運営を進めて参りたいと思います。
今後ともご指導、ご鞭撻いただきますようお願い申し上げます。
京都紫明福祉会 理事長 平井 斉己